障害者や高齢者のことを学び、理解するにあたって、
「子どもの発達から勉強するのが近道ですよ」
と、専門の先生からアドバイスをいただきました。
最初は、
「なぜ子どもの発達なんだろう?」
と思ったのですが、話を聞いて納得しました。
健常な人が、どのように成長し、発達していくのか。
まずその過程を知っておくことで、何らかの機能が失われたときに、
「何ができなくなったのか」だけではなく、
「本来どのような機能があったのか」
という視点から考えられるようになるそうです。
例えば、目に見える障害だけを見て、
「歩けない」
「話せない」
「食べられない」
と考えるのではなく、
その背景にある身体機能や感覚、認知、コミュニケーションなどにも目を向ける。
そうすることで、
「この人には、どんなことに配慮したらいいんだろう?」
ということが、少しずつ理解しやすくなる。
なるほど……。
深い。
障害や高齢者について勉強しようと思うと、つい「障害について」「高齢者について」と直接勉強したくなります。
でも、その前に人がどのように成長し、さまざまな機能を獲得していくのかを知る。
その「基準」を知っているからこそ、機能が低下したときの変化にも気づけるのかもしれません。
まだまだ入口を覗き込んでいるだけですが、
「知れば知るほど、知らないことが増えていく」
という感覚があります。
それでも、焦らず少しずつ。
子どもの発達から、高齢者の身体機能、障害による機能の変化、そしてそれぞれの人への配慮まで。
一つひとつ学んでいきたいと思いました。
「できないこと」だけを見るのではなく、
「その人がこれまでどんな機能を持っていたのか」を知る。
そんな視点を持てるようになりたいです。
